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日本の婚姻数(婚姻率)の推移【2022年統計】2023.12.21
令和4年の婚姻件数は前年比で3740組増加し、50万4878組となりました。
婚姻件数の年次推移を見ると、昭和47年の109万9984組がピークで、その後昭和50年代以降は増減を繰り返しつつ推移しています。
平成25年からは減少が続き、令和元年には7年ぶりの増加が見られました。
令和2年から再び減少が続いたものの、令和4年には3年ぶりに増加したのです。
この中で注目すべきは、初婚の妻の年齢構成です。
初婚の妻の年齢(各歳)の構成割合を 10 年ごとに比較すると、20年前のピークは26歳でしたが、令和4年においては27歳に上昇しています。
結婚相談所の役割が拡大する中で、結婚における年齢の変遷が見られ、これは社会の変動や個々の結婚観念の変化を反映していると言えるでしょう。
婚姻数と出生数の推移を通じて、日本の家庭形成における様々な要因が浮かび上がってきます。
これらのデータを元に、将来の結婚と出生に対する社会的な期待や課題を考察していくことが、より深い理解を生むことでしょう。
日本の社会が抱える様々な課題や変革を鑑みつつ、結婚相談所の役割が重要性を増していることは言うまでもありません。
これからも結婚にかかわる動向を注意深く観察し、社会の変化に対応していくことが求められています。
